どのような調理器具を使えばいいのか

素材に注目して買う

包丁には、ハガネやセラミックといった素材があります。
しかしそれらは研ぐのが面倒だったり、錆びやすかったりするので、家庭向けではありません。
そこでプロが家庭で使うのにおすすめしているのは、ステンレスの包丁です。
ステンレスならハガネやセラミックのようなデメリットがありませんし、軽いので誰でも使いやすいでしょう。

また家庭で使うなら、三徳包丁を購入してください。
これは肉でも魚でも野菜でも、何を切る時でも使える包丁のことを指します。
こだわっている人は食材に合わせて包丁を使い分けたいかもしれませんが、費用がかかりますし、初心者は混乱してしまうかもしれません。
三徳包丁を購入し、日々の料理で使っていきましょう。

簡単に研げる方法

錆びにくく、切れ味を維持しやすいと言われるセラミックの包丁です。
しかし使い続けるうちに、どうしても切れ味が低下してしまうので、その時は研いでください。
砥石があれば、自宅でも簡単に切れ味を復活させることができます。
研ぐ際は、まず砥石を20分ほど水に浸けておきましょう。
そして包丁を横に砥石の上に置き、手前から奥に滑らせるように動かします。
焦ると指を切る危険性があるので、ゆっくり研いでください。

この作業が面倒な人は、シャープナーを購入しましょう。
こちらもプロがおすすめしており、備わっている刃に包丁を何回か擦るだけで、切れ味が復活する優れものです。
シャープナーならケガをする心配はありませんし、短時間で終わります。